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自然教室


糟屋郡新宮町のじゃがいも村で毎月1回(日曜日)で実施してきました「ガッツ倶楽部の自然教室」が、7年目を迎えるにあたり、より一層充実したものになって再スタートします。めっちゃくちゃ楽しくて、子どもが逞しく健やかに成長出来て、自分の将来に向けての種まきとなる、「新・ガッツ倶楽部の自然教室」です。

こんな思いで開催しています

この自然教室こそが一般社団法人ガッツ倶楽部の原点です。それはこのHP内「法人のご案内」にある通りですので、詳しくはそちらをご参照いただくとして。

自分の目で見た・口で食べた・鼻で嗅いだ・耳で聞いた・手で触った・心で感じたものこそが体験=リアルであり、本当の学びとなる。教科書や図鑑の紙の中、TVやネットの画面の中のものは、いつか忘れる知識。知識豊富も素敵なことですが、行動力が伴わない頭デッカチでは困ります。

リアルこそが真の学習であり、その人の血肉となる。リアルな体験はその人の深みや厚みとなり、その人を魅力的にする。魅力的な人は人を惹きつけ、幸せな人生を手にする。そう思うのです。


ところが現実は・・・校区にある雑木林は立ち入り禁止。空き地や公園では草野球も禁止。川や貯水池には近づくな。あれもダメ・これもダメ、危ない・注意・危険・禁止・ご遠慮下さい・・・。毎日の生活の中で、大人たちの「危機管理」のもと、「安全」な空間で生活している子どもたち。危険を察知・回避する野生的・本能的な力を身に付ける機会を失ったまま大人になっていくのでしょうか?

放課後の空き地に集まるわんぱく小僧・おてんば娘たちの姿は昭和とともに消えていき、自転車で遠くに出かけるトムソーヤのような冒険も許されず、ジャイアンのようなガキ大将はもはや絶滅危惧種。野性味を失い、ぬくぬくとした真綿でくるむように大切に育てられる現代の子ども社会。

このままじゃマズいと気づいた大人たちが唐突に唱え始めた「生きる力」。やや漠然としていますが、私はこう解釈しています。「生きる力」とは、すなわち生命力でもあり・生活力でもあり・生き残る力でもあり・生きて行く力でもあり・生きる糧を手に入れる力でもあり。

それらが備わる人を社会では「魅力的な人・幸せをつかむ人」ともいうのでしょう。AIだなんだと不確定要素の多い将来に向けて、確固たる自分を持っている。ガッツ倶楽部の自然教室では子ども達をそんな風に育てたいのです。


こだわりポイントはココ!

◎子どもを「一人前」にしたい!
☆「もっと子どもを伸ばしたい・遊ばせたい・色んなことを教えたい・経験させたい・鍛えたい」と、6年間ずっとその思いでやってきました。端的に言うならば「一人前にしたい!」ということです。そのために「もっと活動時間が欲しい」という悩み。その解決策として「お泊り」という選択は必然でした。大学生の一人暮らしを例えに出すまでもなく、「親元を離れる」というのは「自立=一人前」の一番の近道です。荷物の整理整頓・紛失配慮、寝具の片づけ、食事の配膳、時間を見て行動する。自分のことは自分でする。親を頼らない(甘えない)環境は、子どもに生活力をつけ、社交性=コミュニケーション能力を向上させ、心を強くします。

☆参加者=お客様、ではありません。いつもいつも感動と喜びだけがお土産に準備されているわけではありません。上手く行かなかった時の悔しさや失敗、多少の怪我も勉強の内だという教育方針です。成功体験は自己肯定感に必要ですが、それだけでは「打たれ弱い自信家」に陥りがち。失敗体験は慎重さや反骨心やガッツを身につけるのに不可欠なものです。また、道具の運搬や片付けもやってもらいます。大人(運営側)が上げ膳据え膳・準備万端整えて「ささ、お客様どうぞ」では子どもは一人前にはなれません。食事の準備や後片付けはお母さんだけの仕事じゃないし、力仕事はお父さんだけの仕事でもないのと同じ。「やれるお手伝いはすすんでする」「自分で出来ることは自分で」「準備と後片付けも込みで楽しいことを満喫する」。一人前ってそういうことだと考えています。


◎とは言え、月曜日からグッタリは避けたい!
実は1つだけ、これまで日曜日に日帰りでやっていてずっと気になっていたことがあるのです。それは「朝から夕方まで丸一日、目一杯楽しんだ!でも翌日からの1週間に疲れが残ってる…」というのは元教師としてやはり本意ではない、ということ。今期ついにこの懸案事項を解決しました。これまで同様、土曜日9時からの活動。お泊りだから夕食後もしっかり活動できる。そして翌日曜日の午前中も楽しんで、昼食をとらずに正午解散。こうすることで、日曜の午後は家族の時間が持てますし、疲労回復の時間も取れます。しっかり楽しみしっかり休む。大人も子どもも大事なことですね。


◎趣旨にご賛同いただける保護者や子どもに寄り添いたい!
☆参加費は分割OK:「子どもの健全育成に資する事業」であることだけでなく「非営利」であることも教育委員会からの後援承諾の要件の一つです。けれども、食材・工具・文具など様々な物品や運営費など、やはり経費は必要になります。それが参加費となるのですが、募集時期の3月といえば4月の進級や進学に備えて何かと物入りのシーズンですよね。我が家もそうです(笑)。ですので、参加費8万円は一括払いだけでなく分割でも結構です。3月に半分、6月末までに残り4万円をお支払いください。

☆日帰りでもOK:子どもを一人前にするために毎回お泊りを取り入れたこの自然教室ですが、人見知りだったりホームシックが不安で初めのうちはお泊りを嫌がる子もいるでしょう。必ずお泊りを!と無理強いするつもりは全くありません。不安ならば、仲間と仲良くなってから・担任スタッフへの信頼感が醸成されてからの数回目以降からチャレンジすれば良いと思います。日帰りでのご参加でも充分楽しんでもらえるプログラム構成です。家庭の用事で「今月は無理」という時もご遠慮なくお申し出ください。

☆振り替えもOK:活動日1週間前までのお申し出なら、同月内の違う週への振り替えも理由を問わず承ります。運動会や土曜授業や家族旅行など、学校やご家庭の事情に合わせて振り替えのご希望はご遠慮なくお申し出ください。

☆成長ぶりが良く分かる:親から離れたところで子どもは大人になっていくものです。ゆえにガッツ倶楽部の自然教室は保護者の付き添いをご遠慮いただいています。でもご安心ください。お子様の様子は毎活動後にブログやスナップ写真アルバム、「活動日誌」という報告書で詳細にお知らせします。

◎雨や寒暑をもろともしない! 寝ること・食べること・過ごすことの全てが楽しく快適!
楽しく子ども達を一人前にするための活動プログラムの組み立てと同じくらいに、活動場所にもこだわりました。野外調理など外でやるべき活動は雨が降っても平気にやれる施設。猛暑が続く夏は熱中症に気を付けて、極寒の冬にも快適に活動できる施設。お泊りそのものが体力を奪わぬようしっかり睡眠がとれる宿泊施設。プログラムとプログラムの合間のスキマ時間すらも楽しめ、野外調理以外の夕・朝食では栄養バランスの良い温かくて美味しい料理をバイキングで食べられる施設。それらを考慮して、県立社会教育総合センター(篠栗町)・県立少年自然の家「玄海の家」(宗像市)を活動拠点と定めました。安く泊まれますし(笑)。


活動の流れ

土曜日 9:30現地集合(JR引率希望者は吉塚駅8:30集合)⇒ 朝の会 ⇒ 午前活動A(昼食作り)⇒ 午後活動B ⇒ 宿泊室移動 ⇒ 夕食(バイキング)⇒ 夜活動C ⇒ 入浴 ⇒ 就寝 

日曜日 6:30起床 ⇒ ラジオ体操 ⇒ 朝食 ⇒ 午前活動D ⇒ 帰りの会 ⇒ 12:00現地解散(JR引率希望者は吉塚駅13:00解散)

※夜活動Cと入浴は入れ替わることもあります。 ※21時には就寝可能、完全消灯は22時です。 ※活動A~Dの内容が毎月変わるメインのお楽しみ行事となります。月ごとの活動および活動予定日は下のパンフレットをご覧ください。


ご参加の方法は・・・(3月に募集を始めます!)

《ガッツ倶楽部の自然教室ブログ》の画面にある【お申し込みフォーム】からお申し込みください。電話・メール・FAXでのお申し込みは受けておりません。参加費のお振込みをして正式受付(参加確定)となるまでは、どの時点でもお手続きを撤回できますし、お寄せいただいた個人情報はすべて安全に破棄されますので、ご安心ください。

☆参加費は8万円(分割払い可)。別途、宿泊費・食費等で毎回千円ほど宿泊施設へ納入頂きます。
☆参加費をお振込みいただいた順に正式受付(参加確定)となり、定員になり次第募集は終了します。
☆宿泊施設の食費等は、該当金額を封筒に入れて参加当日に納入いただきます。

※募集対象は小学1年生~6年生です。
※活動・宿舎は、福岡県立社会教育総合センター、同少年自然の家「玄海の家」です。活動内容に応じて2施設を使い分けます。どちらの場合でも集合解散の時間や現地引率(JR吉塚駅が起点)の手順などは同じです。


パンフレット